FUMITA DESIGN ANNEX

文田昭仁デザインオフィスのホームページへようこそ。

企業のショールームやエントランスはお客様と対峙する最初の場所です。
この空間を考えるための一助となればと思います。

先ずは現実空間としてのショールームやエントランスという『場』の存在を
改めて見つめなおしてみる必要があります。

空間は人間の五感を通して最終的に脳が知覚し感じられているという状況において、その先にはサイバースペースだけで完結することもありえます。

或いはその逆流による風景の構築、さらにはいっきにAIとAIのコミニュケーションのみで完結し、人間が補助的な存在という位置づけという少しSF的な怖い風景の想像も難しくない昨今です。このことは現在、リアルとVRの境目も曖昧になる様相であり、それらの間もリアルとして体感しているといえる現実があります。

空間は人とモノに時間軸を伴ったコミニュケーションやサービスを介在することで『場』となります。私はこのような包括的な意味においての現実空間の可能性を追求する事で新しいもの、『場』を見つけることができると考えますし、その『場』がオフィスであってもエントランスであってもショップであってもその空間の用途、役割が異なっていても空間の本質の追求に変わりはないと考えています。

具体的な例としてウェブサイトの世界感、或いは広義の意味でウェブサイトの空間感とリアルな場の空間感とに一貫性が感じられない風景には違和感を感じることもよくある経験の一つです。両方の境目のない空間としての在り方を探究することで新しいものを見つけることができると考えています。

理想的には
オリジナルであること
アイデンティティが明確であること
唯一無二の存在であること

これらの要素を追求し、コミュニケーションの『場』を創ることが大事だと考えます。